悪の教典 上 下
- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/08/03
- メディア: 文庫
- 購入: 10人 クリック: 122回
- この商品を含むブログ (102件) を見る
- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/08/03
- メディア: 文庫
- 購入: 10人 クリック: 52回
- この商品を含むブログ (78件) を見る
あらすじ(引用)
晨光学院町田高校の英語教師、蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAから信頼され彼らを虜にしていた。そんな〝どこから見ても良い教師〟は、実は邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。少年期、両親から始まり、周囲の人間をたいした理由もなく次々と殺害してきたサイコパス。美形の女生徒をひそかに情婦とし、同僚の弱みを握って脅迫し、〝モリタート〟の口笛を吹きながら、放火に殺人にと犯行を重ねてゆく。
社会から隔絶され、性善説に基づくシステムである学校に、サイコパスが紛れこんだとき――。ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー傑作長編。
社会から隔絶され、性善説に基づくシステムである学校に、サイコパスが紛れこんだとき――。ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー傑作長編。
映画化されており、気になっていたので、今更だけど読んでみました!
主人公、蓮実聖司のキャラクターが本当に魅力的!爽やかな見た目と、相手の心を摑む見事なしゃべり。その裏に隠された凶悪な顔にゾクゾクが止まらない。程よいサイコパス☺️
次はどんな、人間とは思えない非道なことをしてくれるのか、と楽しみながら一気に読んでしまった。
改めて、人から信頼されることは、大事だと思った。
サイコパスが好きな人にオススメ!